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タグ: Galaxy

2010.11.07 19:42:00
QA通信編集員

こんばんは。

QA通信編集員です。

 

今日は、昔、どこかで書いたネタなのですが、ここのブログには載っていない内容なので、ちょっと内容を追加した上で、書いてみたいと思います。

 

とあるソフトウェアの開発を行ったときのお話です。

ソフトウェア開発自体は、協力してくれているパートナーの会社にお願いし、その会社から第一弾のプロトタイプを貰ったときのことです。
このプロトタイプの実行形式のファイルを起動してみたところ、次のようなメッセージが表示されました。

サイドバイサイドの構成が正しくないため実行できませんでした。詳細については、アプリケーションのイベントログを参照してください。

Windows Vista使用

 

まぁ、原因としては、

  1. もらったプログラムがデバッグバ版だった
  2. VC++のランタイムがインストールされていなかった

といったことが原因で、それほど時間をかけずに解決することが出来たのですが、表示されたメッセージにいささか疑問が残りました。

というのも、通常のWindowsユーザーが、いきなりこのメッセージが出てきても対処することは出来ないですよね?

配布する側の問題(デバッグ版は開発環境がない限り、他のPCでの実行は出来ないので)もありますが、イベントログを見れば、1.の原因もわかります。

 

しかし、いったいどれだけのユーザーがイベントログを見ることが出来るのか...。
また、サイドバイサイドの構成と言われて、その理由がわかる人間がどれぐらいいるのか...。

 

ちなみに、サイドバイサイドについては、以下のページに概要が書かれていますので、ご参考に...。

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/s80xxs7s(VS.80).aspx 

難しい話がたくさん書かれているかも知れませんが、要は、先頭に書かれている部分の

side-by-side 実行は、アプリケーションまたはコンポーネントの複数のバージョンを同じコンピュータで実行する機能です。

ということです。要は、前述のメッセージは、

プログラムを動かす際ときには、プログラムを作った時に使用したバージョンのランタイムを使ってね

ということなのです。

 

最近、iPhoneから始まり、XperiaDesireGalaxyといったAndroid端末など多くのスマートフォンが流行ってきています。
私自身も、Xperiaという機種のスマートフォンを使っていますが、この端末の中にあるspモードのメールを見るためのアプリケーション(メーラー)を利用していると、以下のようなエラーが出ることがあります。

エラー

spモードメール(jp.co.nttdocomo.carriermail)は応答していません。

おそらくなのですが、このアプリケーションの中では、エラー(Exception)が出たときに、そのExceptionCatchしてエラーを表示しているだけのでしょう。しかし、このメッセージもユーザーにとっては、何を言っているのかまったく理解出来ません。
ユーザーは、エラーが発生した場合に、そのエラーとなる原因を知りたいはずで、その原因を突き止め、何らかの対策を取りたいとも思うことでしょう。
それにも関わらず、原因が何なのか全然分からないというのは、ぜんぜんダメですよね。

 

メッセージは、その性格上、ユーザーにそのソフトウェアでの振る舞いを伝えるために、前面に出てくるものです。そのため、そのメッセージが、正確にユーザーに伝われなければ、ソフトウェア全体の品質を落とすことにもなりかねません。

ただ、年齢、性別、地域なども含めて、様々なユーザーがいる中で、すべての人たちに、同じ意味で捉えてもらうようにするのは、とても難しいものがあります。このため、作り手側からすると、ある程度のレベルを定義した上で、そのレベルに合ったメッセージを作るようにする必要があります。もちろん、万人に受け入れられるようにメッセージを表示するというのもアリですが、その場合には、メッセージのための多くの容量と、多くの手間がかかることは言うまでもありません。

このレベルの定義がしっかりしていない場合には、それぞれのメッセージでの言い回しや難易度も、ズレが生じる場合が多々あります。特に、大きなプロジェクトで、多くの人がメッセージを作成している場合などは、このズレが大きくなってくるのです。また、評価する側としては、そのレベルに合わせた視点によって、そのソフトウェアに含まれるメッセージのチェックを行う必要もあり、これはこれで、とても難しいものがあります。というのも、もし、メッセージが、いつも自分たちが使っている言葉(文言)である場合、その間違い(厳密には間違いではないでしょうが、一般的に使用されければ間違いとなるでしょう)に気付くことが出来ない場合もあるからです。


このため、メッセージについては、レビューなどで、多くの人の目を通過するようにしたり、あるいは、ユーザーテストなどで、メッセージをチェックしていくことも必要あるかも知れませんね。

 


  spモード | Windows | サイドバイサイド | Galaxy | Desire | Xperia | メッセージ | iPhone | Android
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