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タグ: ゴミ拾い

2010.11.09 14:47:06
QA通信編集員

皆さん、こんにちは。

QA通信編集者です。

 

ちょっと風が強いですが、今日も良い天気ですね。
気温も高いので、上着が無くても、外を歩きまわれるのは良いですね。もう11月も中旬になろうかというときに、暖かいのもどうかと思いつつなんですけどね...。

 

さて、今日は、組込みソフトウェアのためのテストエンジニア育成ハンドブックのあとがきに記載されている話を書きたいと思います。

 

『テスト』についての例えを話してくれる方は、とても多いですよね?

これは、『テスト』というものを例え話をすることで、誰にでも理解することが出来るようにするためなのですが、ボクたちも、多少なりとも『テスト』に関係する仕事をしていることから、説明するときには、この例え話をすることがあり、そのときに、ボクは、『ゴミ拾い』の話をします。


かなり身近な話なので、想像しながら読んで下さいね。

 

ある公園に、ゴミがたくさん落ちています。
ゴミがあるのは、気持ちの良いものではないので、公園を利用する人たちも、いつも不快に感じており、公園管理者に、毎日のように苦情が寄せられていました。そこで、ある日、公園管理者は、公園を綺麗にしようと、ゴミ拾いをすることを決めました。

 

まず、ゴミ拾いをする人たちを集めなければいけません。
ゴミ拾いの参加者を募ったところ、近所の人たちや、公園を利用してくれる人たち、公園管理者の知り合いなどたくさんの人たちが参加してくれることになりました。

ゴミ拾い当日のこと...

掃除をしている人たちは、思い思いの方法で、ゴミを拾っています。素手で拾う人もいれば、ホウキを使って集めてから拾う人、掃除機などの機械を使う人もいるようです。

こうして、みんなで頑張った結果、随分と公園は綺麗になりましたが、完全にゴミを拾いきることは出来ませんでした。小さいゴミなども含めると、やはり限界がありますし、また、植え込みの中や、木陰、池の中などにも、まだまだたくさんのゴミが残っているようです。

公園全体を綺麗にするためには、これらのゴミも拾わなければいけません...。

 

どうでしょう、何となくソフトウェアテストに似ていませんか?

 

公園は「ソフトウェア」、公園管理者は「プロジェクトマネージャやリーダー」、公園の利用者は「ユーザー」、ゴミは「バグ」、ゴミを拾う人は「テストエンジニア」、ゴミを捨てる人は「ソフトウェアエンジニア」(ちょっとイメージが悪いですが、ご勘弁を…)、掃除の方法は「テスト(技法なども含む)」と考えてみて下さいね。

 

もうちょっとゴミ拾いの話を、それぞれの登場人物から見てみましょう。

 

公園は、多くの人たちが利用します。
ジョギングを楽しむ人、芝生で寝転がる人、木に登って遊ぶ人、遊具で遊ぶ人、池でボートを漕ぐ人などなど…。
公園を利用するためのある程度のルールはありますが、その使い方や楽しみ方は自由ですよね。

 

ゴミを拾う方法も、人によってさまざまです。
どれだけ綺麗になっているように見えても、なかなか、すべての小さなゴミまで取りきれるものではありませんし、隠れたところにゴミは残っているかも知れません(表向きは見えないので、分かりませんね)。
このとき、小さなゴミや隠れたゴミを拾えるかどうかは、ゴミを拾う人が気付くことが出来るかどうかにかかっています。また、効率良く出来るかどうかも、拾う人によって変わるかも知れませんね。
また、みんなが勝手にゴミを拾おうとせずに、計画を立てて、例えば、芝生は「○○さんと△△さん」、池は「□□さん」などと決めることによって、公園の隅々まで効率的に、ゴミ拾いを進めていくことも作戦のひとつかも知れませんね。

 

さて、ここまで、拾う話ばかりでしたが、実際には、拾い続けてもゴミが無くなることはありません。


というのも、その公園にゴミを捨てる人がいるからです。
ゴミを拾うことも大切ではありますが、やはり根本的に、綺麗な公園にしていくためには、ゴミを捨てない(出さない)ようにすることも、とても大切です。(最近は、エコブームで、ゴミの分別を…としきりに言っていますが、分別をする前に、ゴミを出さないことを考えた方が良いと思うのは、ボクだけでしょうかね?)

ゴミを捨ててしまう人は、公園は、公共の場なので、みんなの目もあることから、大胆にゴミを捨ている人はいません。ただ、見えないところやひと気のないところでは、こっそり捨てる人もいるかも知れません。

あるいは、随分と前から木陰に隠れたゴミがあるかも知れません。また、そのゴミを見て、ゴミを捨てちゃう人やゴミ置き場と思って、分からずに捨ててしまう人もいるかも知れませんね。ブロークン・ウィンドウ理論(日本語だと割れた窓ガラス理論って言います)というのがありますが、それと同じようにゴミがゴミを呼んじゃうこともあり得ますよね。
  

このように、ゴミを拾い集め、公園を利用する人たちに、ゴミがない綺麗な公園を楽しく利用して貰うことが出来れば、公園を管理する人たちだけではなく、公園の利用者にとっても、とてもうれしいことですよね。
そればかりか、利用者の方々から「いつも公園を綺麗にしてくれてありがとう」などと言われれば、もっと嬉しいですし、更に、ゴミを捨てる人たちからも「ごめんよ、いつも捨ててばかりで、これからは気を付けるよ」なんて言われると、更に、モチベーションは上がっていきそうですよね。

 

ボクは、どのような仕事であっても、そこには、必ずモチベーションを上げてくれる「何か」が必ずあると思っています。特に、『品質』に関わる部分は、モチベーションに直結出来るものだと信じています。そのためにも、何事にも、気づけるように知識なり、技術なりを得ていくことが必要なのではないかなぁと思う次第です。

 


  ゴミ拾い | テスト | 品質 | テストエンジニア
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