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タグ: KGI

2010.11.04 16:46:27
QA通信編集員

お久しぶりです。

 

QA通信編集員です。

 

もうずいぶんとご無沙汰しちゃいましたが、本日からブログを再開していきたいと思います。

これまでExcelやAndroidのネタなども出してきましたが、日々の出来事をつらつらと書くようにしていきたいと思います。もちろん、これまでと同じように、仕事で使えそうなネタなども出していきますので、ご安心を...。

 

ということで、久々のブログの内容は、KPIについて感じていることを書きたいと思います。

 

皆さんは、KPIというのをご存知ですか?

 

企業が掲げた目標やを実現するために設定した作業(まぁ、業務プロセスってのでも良いです)をモニタリングするために設定される指標のことをKPIKey Performance Indicator)と言います。


では、指標とは、どんな意味なんでしょうね?
デジタル大辞泉では、以下のように定義されています。

  • し‐ひょう 〔‐ヘウ〕 【指標】
    1. 物事を判断したり評価したりするための目じるしとなるもの。
    2. 計算尺で、固定尺の上を左右へ移動させて目盛りを読む付属具。カーソル。遊標。
    3. 数学で、正数の常用対数を整数と正の小数との和として表すときの整数部分。

ここでは、1の意味で使われることが多いでしょう。
ソフトウェア品質をチェックしているときなどには、バグ発生件数、バグ修正件数、開発規模、試験件数などなどといったものも、この指標となります。

 

さて、このような指標なのですが、皆さんもきっと利用していることでしょう。

 

ただ、本当に理解して使っていますか?

 

指標は、目標を達成するために利用するものであり、指標を取ることが目的ではないのです。

まず、

  1. 命題となる目標を定め、(KGI:Key Goal Indicator
  2. 次にその目標を具体的に実現するための手段を策定し、(CSF:Critical Success Factor
  3. その手段がきちんと遂行されているかどうかを定量的に測定する指標を決める。(KPI:Key Performance Indicator

このような流れでなければいけません。この流れの中で、KPIは、一番最後の部分でしかないのです。

また、この流れとは逆に、チェックしていく必要があるのです。

 

最近、KPIが流行っているのか、すぐにKPIを口にする人がいますが、1や2をちゃんと考えている人は意外に少ないのが実態ではないでしょうか?

例えば、3の部分だけを重視し『KPIを満たさないとダメだ!』と怒る人やスタッフの方々に『すぐにKPI出せ!』というマネジメント層の方は多いですが、以下のようなことは出来ていますか?

  • 目標はちゃんと定めていますか?
  • その目標をスタッフの方々にもちゃんと周知していますか?
  • 『周知』は言うだけではありません。
    理解させるまでが周知する側の責任ですが、それはちゃんと出来ていますか?
  • その目標を達成するための手段を決めていますか?あるいは、決めさせていますか?
  • ちゃんとその手段は、レビューしていますか?
    レビューは行わずにスタッフに任せているのであれば、その手段について最後に文句を言うようなことはありませんか?

とまぁ、ざっと挙げるだけでも、このぐらいのチェック項目があります。
これらの結果から、ようやくKPIに辿り着くはずなのです。ところが、一足飛びに、KPIが決まることが少なくありませんし、KPIだけの測定だけで終わってしまうことも少なくありません。

 

例えば、ソフトウェアに対するバグ発見件数を考えてみましょう。


そもそもソフトウェアのバグを見つけるのは何故でしょう?

よく、この問いを投げかけると「ソフトウェアの品質を上げるためです!」と答えて貰えます。
しかし、よーく考えてみると、バグを見つけることが、そのまま品質が高くはなりませんよね?

 

ということで、『ソフトウェアの品質を上げるため』ではないのです。
いや、ちょっと語弊がありますね。もちろん、最終的にはソフトウェアの品質を上げるためではありますが、直接的には、そうではないということです。

と、このように、ちょっとズレた認識でいる人も少なくないということですね。
KPIは、あくまでも指標なので、その指標を、どのように扱うのかが問題となります。そのKPIの測定値を踏まえて、KPIを導き出したCSFが不適切なものではないのか、KGIが高すぎないのかまで踏み込んで考えている人や企業は意外に少ないと思っています。

 

ボクもですが、このようなことも踏まえて、重要で、本当に必要なKPIを測定し、正しく改善を進めていくことが出来ればいいなぁと思っている次第です。


  マネジメント | CSF | KGI | KPI
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