カレンダー
< 5月 2012 >
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

タグ: マネジメント

2011.07.11 03:10:49
QA通信編集員

皆さん、こんばんは。

QA通信編集員です。


今日も、暑いですねぇ...。梅雨も明け、夏本番って感じです。クール

今週も暑い日が続くようですが、

張り切っていきましょう!笑顔

 

さて、今日のネタは、『適材適所』です。

もう何ヶ月も前に書こうと思っていたネタだったのですが、

書きかけのデータを消してしまい、

その後、書く気が失せてしまって今に至っている感じです。

 

『なんで、いきなり適材適所なんだよ?』と

思われるかも知れませんが、

まぁ、きっかけは、とある有名な方が、

『才能は適材適所』って言っていたことに

どうにも違和感を覚えたからなんですね。

 

...と、


色んな話をする前に、

まずは、この『適材適所』について考えてみましょう。


皆さんは、

この『適材適所』って言葉の語源って知っていますか?


最近は、この言葉を、

人材などの適切な配置の意味で使われることが多いですが、

もともとは、日本家屋や寺社などの建築現場で、

木材の使い分けを表した言葉なんですよね。


豊富な森林資源に囲まれた日本では、

針葉樹や広葉樹など

実に様々な木材が、建築現場で使われてきました。


例えば...、

土台には腐り難く耐久性に優れている檜(ヒノキ)や栗を使ったり、

内装の一部になる柱には、木目が美しく優しい肌合いの杉を使ったり、

屋根や二階建てなどの重さを支える梁には、強靭な松を使ったり...

といった感じ。


つまりですね。


『材』を知り、

『所』を知っているからこそ、

それを『適切』に扱うことが出来るってことなんですね。


いわゆる、マネジメントの話だと思う訳です。


でね、さっきの言葉に戻ると、

『才能は適材適所』というのが、

マネジメントの才能は適材適所を行うこと

なんだってことならば、

分からん訳でもないわけです。


ところが、前後の文面を見ても、

どうやら、個人のことを指しているようなんです。


いや、それも分からん訳でもないんですよ。

(個人の)才能を開花させるためには、適材適所に配置させてやることが重要だ

ってことを言いたいんだとは思う訳です。

 

ところがですよ...。


... と、

その前に、ちょっと、視点を変えて、

昨今の就職状況を考えてみましょうかね。

 

ここ数年、就職難が続いていて、

『数十社受けました』とか

『とっても厳しい状況ですねぇ』とか

ニュースなどで見聞きすることもありますよね。

何となく別な問題もありそうなので、

ここでは、その点には触れませんけどね。

とにかく、とっても就職が難しくなっていることに違いはありません。

 

もちろん、最初は、

誰もが、『あーしたい』、『こーしたい』と夢を持って就職活動を

始めていることでしょう。

会社の情報を集め、

その上で、この会社なら、

自分の才能を活かせるかもって思う訳です。

 

しかし、その中で、いったいどれだけの人が、

希望通りの会社に就職が出来るのでしょうか?

就職すら出来ない人なんかもいますしね。

 

まぁ、そんな中でも希望通りの会社に就職が出来たとしましょう。

うちのような小さい会社は別として、

企業規模にもよりますが、

多くの企業の中には、

いくつもの部署が存在しています。

さて、そのいくつもの部署の中から、

自分がやりたいと思う部署に、

本当に配属されるのは、どのくらいなんでしょうね。


まぁまぁ、そんな中でも希望通りの部署に配属されたとしましょう。

しかし、その部署の中では、

たいていいくつもの仕事があります。

どんな些細な仕事であっても、

その部署にとっては、

大切な仕事に違いはありません。

当然、新しく入ってきた人材は、

その些細な仕事をやらされてしまうことも多いでしょう。

では、本当に、そんな中で、

希望通りの仕事が出来る人はどのくらいでしょう。

始めから、大きな仕事を任される訳もありませんので、

もうこのあたりまで来ると、希望通りの仕事を最初から行える人は

ほとんど居ないといっても良いでしょうね。

 

つまり、本人が、どれだけ才能があり、

自分に適していることがどんなことなのかを知っていたとしても、

その通りに、すべてが動くことはほぼないと言っても良いでしょう。

もちろん、自分の才能を知った上で、

独立して自分のやりたいことをやって成功する人はいますが、

それって、ほんの一部ですからね。

 

ほとんどが就職していく中で、

自分が想定している適材適所へ配属され、

仕事が行える人も、ごく一部だと思って間違いはないでしょう。

となるとですね、単に、才能が適材適所ということは、

『運』

って言われていることに近しいんじゃないかと...。

もちろんね、仕事をしていく上で、

運が必要ではないかというと、

そんなことは決してないですよ。

運って要素は確実にあるのも確かです。

しかし、それって、どうしようも無いことですから、

そんなことを言われても仕方が無いわけです。

 

『じゃあ、お前が考える適材適所って何よ?』ってことになりますよね?

 

また、最初の語源の話になっちゃいますけど、

『材』を知り、『所』を知る必要がある

ってことを考えてみましょう。

これはね、企業側のマネジメントの話もありますが、

自分自身のマネジメントでもあるように思うんですよ。

 

自分自身が、

どのような『材』であるのかを知ることも必要ですし、

どのような『材』であるのかを、

企業側にも知って貰うことが必要です。

また、『材』を『所』に合わせていくということも必要なことだと思っています。

 

人は、無限大の可能性を持っており、

今持っている自分自身の『材』以外にも

進化することが出来ると思っています。

自分自身の『材』に合わないから、

別な『所』を求めるというのも、

ひとつの手ではありますが、

その前に、自分自身の『材』の幅を広げていく

ということも重要だと思う訳です。

 

また、『所』についても、

企業側は、自社内に、どんな『所』があり、

その『所』では、どのようなことをやっているのかを

明確にしていく必要もあります。

実は、この『所』を、キチンと説明出来ている企業は

少ないのではないかと思っています。

もちろん、それを、自分自身が、知ろうとする努力も怠ってはいけません。

その上で、別な『所』を求めても良いかも知れませんね。

 

しかし、初めて聞くような『所』には、魅力があります。

それは、色んな勝手な想像で、

魅力的なモノに変化させちゃっているだけかも知れません。

けど、実際には、そんなに違いはありませんよ。

ボクも何度か転職をしていますが、

どんな『所』でも、いいトコもあれば、悪いトコもある

当然のコトです。

 

なのでね、やみくもに『所』だけを

求めないようにしても良いのでは?と思うんです。

 

このように、個人と企業の双方が、

『材』を知り、『所』を知ることによって、

才能を開花させる人が増えていくのかも知れません。


さて、ここまで、

勝手なコトをツラツラと書いてみましたが、

ひとつの意見と思って下さい。

 

ではでは。


  マネジメント | 適材適所
コメント 0ヒット: 245  

2011.02.01 12:37:43
QA通信編集員

皆さん、こんにちは。

QA通信編集員です。

 

今日は天気がいいですね。

午後からは、3月上旬の気温にまで暖かくなるそうです。

日本海側の大雪の映像みていると、まだ先のような気もしますが、着実に春に向かっているのでしょうねぇ。

 

そんな気持ちの良い中ですが、あんまり気持ちの良くない話をしたいと思います...泣く

とあるプロジェクトで、いつまで経ってもバグが消えず、スケジュール遅延、コスト増大といったいわゆる失敗プロジェクトがありました。

その中で、何が原因なのか?についてディスカッションしていたときの話です。

 

「お客さんから仕様が出てこないんだよねぇ」

「お客さん側でのコミュニケーションがうまく取れていないから、担当に話をしても通じないんだよねぇ」

「後からどんどん仕様追加されちゃ堪らないッスよ」

 

まぁ、他にもたくさん出てきたのですが...それに対して、社内の人たちは、

 

「あーそうそう、だからうまく行きっこないよねぇ」

「そりゃ、こっちが遅れても仕方がないよ」

「そんなお客さんに当たって、災難だったねぇ」

 

といった具合。もちろん、そんな気持ちはとっても分かります。

けどちょっと待ってね。ホントにお客さんだけの問題かい?

 

ボクたちに落ち度はないのかな?

 

社内で、この手の話をすると、全員一致で同調してしまうことがあります。

ボクは、話術の勉強とかしている訳ではありませんが、

言っている人の言葉に同調(共感)してあげるとうれしいモノですし、

うれしいからこそ、相手も気持ち良くなってどんどんエスカレートしていくと思っています。

また、これって一番簡単な話。

愚痴話になったときに、「うんうん、分かるわぁ」とか「だよねぇ」って言っているだけで相手はスッキリするのと同じですね。

 

けどね、ホントにその人のことを思うのであれば、反対意見も言ってあげた方が良いですよね。

例えば、仕様が遅延していたってネタのときには、

 

「ちょっと待って、仕様を出すように相手をツッついたの?」

「メールだけじゃなくて、電話とかで直接言ったかい?」

 

とかね。

ちゃんと反対意見もあるんだぜってコトを、その人にも教えてあげなきゃ成長しないですよ。

もうちょい歳とっちゃうと、そのうち、言い訳ばっかりする人に育ってしまいますよ。

 

あとね、そのプロジェクトで作り出した製品について、もっと考えるべきですよね。

少なくともそのプロジェクトで、ボクたちは、ソフトウェアという製品を作り出して、

直接のお客様だけではなく、その先にいる多くのお客様(エンドユーザー)に提供しているハズです。

そんなときに、ボクたちが見据えるべきは、直接のお客様はもちろんのこと、エンドユーザーのこともちゃんと考えなきゃ。

 

するとですよ、直接のお客様だって、同じ製品を作る仲間のハズでしょ。

そんな中で、直接のお客様がダメだから、エンドユーザーにダメな製品を出していいって論理にはならないハズですし、

そのために、どんなことが出来るのかをもっと考えなきゃいけないですよね。

 

すると、前述しているいろんな話でも、必ず自分たちに出来ることがあったハズですし、

そのことが出来ていなかったことをちゃんと反省して、次のプロジェクトに生かさなきゃいけないと思う訳です。

 

という訳で、前述のネタに対して、ボクたちも、次のようなことも考えたいですね。

ほんの一部ですが、記載しておきます。

 

「お客さんから仕様が出てこないんだよねぇ」

  • 仕様を出すように、お客様に問い合わせたか?
  • メールだけではなく、電話等、直接話をしているか?
  • その担当だけではなく、お客様側の責任者にも話はしているか?
  • 仕様に関して、こちらから提案出来ることはなかったか?

「お客さん側でのコミュニケーションがうまく取れていないから、担当に話をしても通じないんだよねぇ」

  • お客様側の内部、外部コミュニケーションの経路は把握出来ているか?
  • その経路に従い話が出来たか?
  • メーリングリスト等、周知出来る方法はなかったか?
  • メール、議事録等で情報共有する手段はなかったか?

「後からどんどん仕様追加されちゃ堪らないッスよ」

  • どこまでの仕様が当初の仕様であるのか明確になっていたのか?
  • 仕様不明点について、打ち合わせ等で明確に出来ていたか?
  • また、それらのエビデンスは、残されているか?
  • 仕様追加分について、営業等を通じて、費用についての話し合いが出来ているか?

まぁ、これだけではないとは思いますけどね。

誰かのせいって言っていても、前向きじゃないと思うので、

いろんなことを考えて、前向きになれるようにしたいって思う次第です。

 

あっ、銀行に行かなきゃ。

では、今日は、このへんで。


  マネジメント
コメント 0ヒット: 250  

2010.11.04 16:46:27
QA通信編集員

お久しぶりです。

 

QA通信編集員です。

 

もうずいぶんとご無沙汰しちゃいましたが、本日からブログを再開していきたいと思います。

これまでExcelやAndroidのネタなども出してきましたが、日々の出来事をつらつらと書くようにしていきたいと思います。もちろん、これまでと同じように、仕事で使えそうなネタなども出していきますので、ご安心を...。

 

ということで、久々のブログの内容は、KPIについて感じていることを書きたいと思います。

 

皆さんは、KPIというのをご存知ですか?

 

企業が掲げた目標やを実現するために設定した作業(まぁ、業務プロセスってのでも良いです)をモニタリングするために設定される指標のことをKPIKey Performance Indicator)と言います。


では、指標とは、どんな意味なんでしょうね?
デジタル大辞泉では、以下のように定義されています。

  • し‐ひょう 〔‐ヘウ〕 【指標】
    1. 物事を判断したり評価したりするための目じるしとなるもの。
    2. 計算尺で、固定尺の上を左右へ移動させて目盛りを読む付属具。カーソル。遊標。
    3. 数学で、正数の常用対数を整数と正の小数との和として表すときの整数部分。

ここでは、1の意味で使われることが多いでしょう。
ソフトウェア品質をチェックしているときなどには、バグ発生件数、バグ修正件数、開発規模、試験件数などなどといったものも、この指標となります。

 

さて、このような指標なのですが、皆さんもきっと利用していることでしょう。

 

ただ、本当に理解して使っていますか?

 

指標は、目標を達成するために利用するものであり、指標を取ることが目的ではないのです。

まず、

  1. 命題となる目標を定め、(KGI:Key Goal Indicator
  2. 次にその目標を具体的に実現するための手段を策定し、(CSF:Critical Success Factor
  3. その手段がきちんと遂行されているかどうかを定量的に測定する指標を決める。(KPI:Key Performance Indicator

このような流れでなければいけません。この流れの中で、KPIは、一番最後の部分でしかないのです。

また、この流れとは逆に、チェックしていく必要があるのです。

 

最近、KPIが流行っているのか、すぐにKPIを口にする人がいますが、1や2をちゃんと考えている人は意外に少ないのが実態ではないでしょうか?

例えば、3の部分だけを重視し『KPIを満たさないとダメだ!』と怒る人やスタッフの方々に『すぐにKPI出せ!』というマネジメント層の方は多いですが、以下のようなことは出来ていますか?

  • 目標はちゃんと定めていますか?
  • その目標をスタッフの方々にもちゃんと周知していますか?
  • 『周知』は言うだけではありません。
    理解させるまでが周知する側の責任ですが、それはちゃんと出来ていますか?
  • その目標を達成するための手段を決めていますか?あるいは、決めさせていますか?
  • ちゃんとその手段は、レビューしていますか?
    レビューは行わずにスタッフに任せているのであれば、その手段について最後に文句を言うようなことはありませんか?

とまぁ、ざっと挙げるだけでも、このぐらいのチェック項目があります。
これらの結果から、ようやくKPIに辿り着くはずなのです。ところが、一足飛びに、KPIが決まることが少なくありませんし、KPIだけの測定だけで終わってしまうことも少なくありません。

 

例えば、ソフトウェアに対するバグ発見件数を考えてみましょう。


そもそもソフトウェアのバグを見つけるのは何故でしょう?

よく、この問いを投げかけると「ソフトウェアの品質を上げるためです!」と答えて貰えます。
しかし、よーく考えてみると、バグを見つけることが、そのまま品質が高くはなりませんよね?

 

ということで、『ソフトウェアの品質を上げるため』ではないのです。
いや、ちょっと語弊がありますね。もちろん、最終的にはソフトウェアの品質を上げるためではありますが、直接的には、そうではないということです。

と、このように、ちょっとズレた認識でいる人も少なくないということですね。
KPIは、あくまでも指標なので、その指標を、どのように扱うのかが問題となります。そのKPIの測定値を踏まえて、KPIを導き出したCSFが不適切なものではないのか、KGIが高すぎないのかまで踏み込んで考えている人や企業は意外に少ないと思っています。

 

ボクもですが、このようなことも踏まえて、重要で、本当に必要なKPIを測定し、正しく改善を進めていくことが出来ればいいなぁと思っている次第です。


  マネジメント | CSF | KGI | KPI
コメント 0ヒット: 258  


ログインフォーム